[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
売りとは?
ドルを買ってエントリーし、
後に売って決済するのを「買いから入る」と言い、
逆にドルを売ってエントリーし、
後に買って決済するのを「売りから入る」と言います。
例えばこの先ドル高になると予想すれば
「買いから入る」のが、
この先ドル安になると予想すれば
「売りから入る」のが合理的ということになります。
しかし日本のFXにおいては、スワップの関係で
「買いから入る」人が多数派となっています。
でもなんでFXは売りからスタートできるの?
だって円しか持ってないのにドルを
売るところからスタートするのっておかしくないですか??
当たり前の質問ですよね。
でも先物商品では当たり前のことです。
最終的に、反対売買することで差金決済をするか
現物を用意して補填することになります。
あなたが初めにドルを売るというのは、
ドルを借りて売ることになります。
その場合、ドルの金利と円の金利では金利差があります。
ドルを借りたときの金利より、
そのドルでもっている円につく金利のほうが少ないので、
毎日スワップポイントという金利差相当を
支払わなければいけません。
ドルを買うというのも円を借りて
ドルを買うという構図なのです。
ユーロとドルではユーロのほうが金利が高いですので。
ユーロを売ってドルを買えばスワップを支払いますし、
逆ならば受け取ることができます。
日本は金利が異常に低いので、
他国通貨を買う=スワップがもらえるとなりますが、
他の国の場合には違います。
この環境が、日本人が為替証拠金取引や外貨預金を
通常の円の預金と同様に考えてしまいがちな
要因であり気をつけなければいけません。